4月 272013
 

東洋経済オンラインによると。

 東京ディズニーシー(TDS)独自の熊のキャラクターとして知られる、「ダッフィー」とそのガールフレンド「シェリーメイ」。

 近年、首都圏の女子中高生の間では、携帯電話や通学バッグに付けるアイテムとして、ダッフィーやシェリーメイのストラップ付きぬいぐるみが大流行。TDSの季節イベントごとに発売される限定仕様のダッフィー関連グッズの購入をめぐっては、一部で“くま狩り”といわれるほどの人気過熱ぶりをTDS内ショップの店頭で見せている。

 このダッフィー関連グッズは、日本国内ではTDS内でしか買えないというのが“定説”だった。TDSと東京ディズニーランド(TDL)からなる東京ディズニーリゾート(TDR)の運営会社、オリエンタルランド(OLC)もそうした公式説明を行っている。

 が、期間と商品アイテムは限定されるものの、ダッフィーとシェリーメイの関連グッズがTDS外でも買えるという事実が明らかになった。ダッフィーは、これまで独自キャラクターとして守り育てられてきた、ディズニーシーという“領海”の外に進出しようとしているのか。その真相を追った。

■ 新浦安のホテル内ショップにダッフィーが“春の航海”

 JR京葉線の新浦安駅前にそびえ立つ、オリエンタルホテル東京ベイ。ロビー脇には、OLC直営のディズニーキャラクター商品ショップ「ディズニーファンタジー」がある。連休前の4月下旬のとある日、その通路に面した棚には、ダッフィーとシェリーメイのぬいぐるみが、よく見えるように陳列されていた。

 「“春”の間は、ディズニーシーの外に“航海”しているんです」――。ホテル内ショップでダッフィーが売られていることに気づいた宿泊客の質問に、あるディズニーファンタジーの店員がこう答えたという話が、ブログなどで波紋を広げている。

 “春の航海”とは、TDSで3月18日から6月30日まで開催されている、スペシャルイベント「ミッキーとダッフィーのスプリングヴォヤッジ」。ディズニー最強のキャラクターであるミッキーマウスとともに、TDS独自のキャラクターであるダッフィーが主役を務める、TDSの春の季節イベントだ。

 ダッフィー関連グッズは通常、TDS内でも「マクダックス・デパートメントストア」「アーント・ペグス・ヴィレッジストア」「ガッレリーア・ディズニー」の3店舗でのみ販売。ただ、スプリングヴォヤッジの期間に限っては、このスペシャルイベント限定仕様のダッフィーやシェリーメイのぬいぐるみなどが、「エンポーリオ」などTDS内にあるほかのショップでも販売されている。

 オリエンタルホテル東京ベイ内の「ディズニーファンタジー」で販売されていたダッフィー関連グッズも、レギュラー品ではなく、スプリングヴォヤッジ限定仕様品。

 レギュラー品のダッフィーぬいぐるみ(Sサイズで3800円、ほか)は“裸”で売られ、着せ替え人形のようにコスチュームを別途購入して着用させる仕組みになっている。これに対して、スプリングヴォヤッジ限定仕様のぬいぐるみ(SSサイズで3800円、写真)は、水色のベストなど春向きのコスチュームを初めから着用した姿になっている(コスチュームは取り外し不可)。

 TDS内でしか買えないはずのダッフィーがなぜ、TDRのある舞浜からJRで1駅離れた、新浦安駅前のホテル内ショップで売られているのか。

■ オフィシャル&パートナーなど14ホテル内の店舗に限定

 実は、オリエンタルホテル東京ベイはTDRの「パートナーホテル」のひとつ。OLCでは、TDRのある舞浜エリア(千葉県浦安市)で直営する3つの「ディズニーホテル」(東京ディズニーランドホテル、東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ、ディズニーアンバサダーホテル)のほか、同じ舞浜エリアでOLC系ではない6ホテルを「オフィシャルホテル」、隣の新浦安エリア(同じく千葉県浦安市)にある5ホテルを「パートナーホテル」に指定している

 Posted by at 11:08 PM